導入事例・モデルケース
現場の課題を技術で解決する。REGISを導入・実証いただいている自治体様の事例をご紹介します。
現場の声から生まれた、REGISの原点。
糸島市消防団 様
REGISは、糸島市と九州大学の共同研究から生まれたアプリです。開発の段階から現役団員が参画し、現場のリアルな要望を一つひとつ機能に落とし込みながら、一緒に育ててきました。
以前は別の消防団アプリを使用していましたが、機能が「火災通知」と「水利」に限られていました。REGISは、ほぼ同等の年間運用費でありながら、報酬管理・動態管理・福利厚生（応援の店）など多機能であったため、全面的な切り替えを決断しました。
現在も日々の活動や災害対応で活用され、現場の声を反映した機能改善を続けながら、共に成長しています。
① 連絡・共有の完全自動化とペーパーレス
課題
「本部→分団長→団員」とLINEでリマインドをリレー。会議資料も毎回印刷。年間予定もメール埋もれがち。
効果
アプリによる「自動リマインド」で連絡負担がゼロに。資料はアプリ内で共有し印刷費を削減。カレンダーで予定も常に周知徹底。
② 「生きた水利データ」の蓄積
課題
異常報告は本部への直接連絡が必要で手間でした。
効果
「パッキンが古い」「見つけにくい」などの現場情報を写真付きで記録・共有。実際の災害時に「確実に役に立つデータ」が集まるように。
③ 現場状況の「見える化」
効果
災害時、団員や車両の位置情報がお互いに把握でき、現場写真の即時共有と合わせて、指揮本部が現場の状況をリアルタイムに「見える化」できるように。
④ 地域経済効果の可視化（応援の店）
課題
以前は利用が少なく、実態も把握できていませんでした。
効果
アプリで現在地から探しやすくなり利用数が増加。詳細な利用データ（どの店がどれくらい使われたか）も可視化できるように。
消防団力向上モデル事業への挑戦。
自治体名
宗像市消防団 様
ステータス
実証実験（PoC）実施中概要
総務省消防庁の「消防団力向上モデル事業」の一環として、事務負担軽減と災害対応力強化の実証実験を開始。定量的効果の測定を行っています。
導入の決め手
多くの自治体に選ばれる理由
現場ファースト
糸島市の現役団員と共同開発した、現場で「本当に使える」UI。
導入ハードルの低さ
初期コスト、年間運用費が競合他社に比べて安い。
柔軟な拡張性
各自治体の条例や運用ルールに合わせたカスタマイズ設定をユーザーに委ねることで、柔軟な拡張性を実現。